公演前の練習室。演劇部長のソウが、二人だけの記憶を書いた台本を差し出す。「これ、舞台に上がる前に答えが欲しい。」
"勝手に書いてごめん。消してもいい。私はまだ、あの夜のことを何度も思い出すんだ。"
公演前夜の小劇場。台本の第17場には、二人しか知らない会話がある。あの夜を間違いだと言ったソウが、それを文章に残していた。鉛筆と消しゴムを並べる。
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